機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-39 『天空のキラ』

以下、今週のツッコミ。


と、その前に、1/100プラモのインスト情報などで明らかになった?デスティニーに関する公式設定まとめ。

  • 動力機関は「ハイパーデュートリオン」。従来型デュートリオンと核動力のハイブリッド。
    ちなみに、そもそもデュートリオン送電システムとはなんぞやと言うと、『デュートリオン放射を利用した、局所的ペタトロン崩壊/電力の相互交換』(HJ誌より抜粋)と言う事らしい。コチラのサイトで非常に分かりやすく、かつ納得してしまう考察が。
    http://taneunn.exblog.jp/3048300/
    結局”デュートリオンと核動力のハイブリッド”というのが、上記サイトの考察のような”デュートリオンシステムのMSへの完全内蔵化”のことを指すのか、それとも言葉どおりに、例えば普段はデュートリオン動力でのみで稼動していて、フルパワー時のみデュートリオン+核動力ですごい出力を出せる、と言う意味なのかは不明ですが。まあ、色々妄想してみるのも楽しいという事で。
  • 残像は、散布されたミラージュコロイドを使い、空間上に自機の立体像を形成することにより実現される…らしい。塗料とミラコロという違いはありますが、結局のところ原理も効果もF91とほぼ同じですか…。ただ、そもそもミラコロを散布するのは分身のため?それとも何か別の意味があって散布していて、結果、副産物として残像発生効果がある?もし前者ならば、残像なんかより素直に消える機能の方が便利そうなのですがw
  • M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲の威力はオルトロスケルベロスを遙かに上回る。
  • MMI-X340 パルマ フィオキーナは両手の掌に装備された”ビーム兵器”。通常有り得ないゼロ距離での格闘戦を想定した物。
  • MX2351 ソリドゥス フルゴール(ビームシールド)はハイペリオンに装備されていた「モノフェーズ光波シールド」の類型?形状は状況に応じて変化。>じゃあ、防御以外にもあれやこれや期待して良い?
  • MMI-714 アロンダイトエクスカリバーの改良型であるが刀身はさらに伸びている。「達人ともいえる技量を持ったパイロットのみこれを自在に操れるのだ。 」だ、そうですw


んで、改めて今週のツッコミ。


虎「だが、どうして次はオーブなんだ?」→ピンク「オーブは強い国ですから」 
え、理由それだけ!?
っていうか、サトー達によるユニウスセブン落としも議長の仕業って事にしちゃうの?それは違和感有りすぎなんですけど…。


敵の捕虜が隣にいるのに、アスランカガリはよくあんな会話を展開できますねぇ。
つーか、ネオはなんでいつまでもAAの医務室にいるの?もう元気そうだし、さっさと独房に移せよ。
ここでのアスランが語るザフトに復隊した理由は、単純というか思慮不足というかって事なのですが、まあ一応理解は出来るかな。少なくとも筋は通っている気がする。


「データや何やら全部消去されていました」という割りには、なぜか残っている同僚ノートw 
ピンクの人は、このノートをAAに持ち帰って「やっぱり議長は悪い人でしたわ!」とかいうつもりなのでしょうか?
後、ここで気になるのは、この同僚が誰かって事なのですが。キラの父親とか?まあ、名も無き研究員って事なのかもしれませんが。どちらにしても同僚(議長)の批判を自分のノートにメモっておくなんて良い性格してますなw


エターナルが隠れていた小惑星?にはMSプラントも併設されていた、と。なんで地上のモルゲンレーテ関連ではなくて、わざわざ宇宙に生産ラインを用意したのかがちょっと謎ですが、ストフリやインジャスやドムにザフトの最新技術が流用されていることから考えると、ザフト技術者(もしかしたら、もともとはオーブ出身者?)を抱きこんで色々作らせていたって事ですかね。つかラクスは何時からこんな軍事整備を進めていたんだ?開戦後?まさか宇宙に上がってから??
ターミナルは今AAを修理している拠点の事なのかと思っていたのですが、さらに別の場所の事なのか…。


ドムトルーパーのマーキングは003、4、9。005〜8は??
そういやエターナルはすこぶる足が速いって設定でしたっけ。
ザフトの人達は”ラクス似のテロリスト”、”エターナル”って事で、何かピンと来たりしないんですかね?w


さっきは普通にカガリと会話していたはずのアスランですが、急に片言でしか喋られないほど病状悪化したり、ネオとフラガを混同(というかフラガがもう居ないって事を失念)したり。カガリに何か変な薬でも盛られた?w


「電圧や他のスペックはどうするんだ?」「すべてストライクと同じに」
という事で、まさかの白いストライク再登場。もともとPS装甲(というかVPS装甲)は、使用する電圧によって色と防御力が変わるという設定なので、カガリ仕様のルージュでは防御重視で高電圧使用(ピンク色)設定になっていたものを、キラ仕様として防御そこそこの低電圧(白)設定に変更し、余剰ENを他の機体機能に回せるようにしたって事ですかね(OS云々は装甲色と関係無いと思われ)。楯だけピンクのまま(楯はPS装甲ではなくビームコーティング処理された装甲なので、色変更不可)とか、カメラアイがちゃんとグリーンになっているとか、完全に”白いルージュ”として新規絵になっているのに感心しました。けど、大抵の視聴者は急に白いストライクが出てきて???だったのではないのだろーかw それと、マーキングまで消えたのは、あれもPS装甲で実現してたって事?w


ブースターストライクもカッコイイ!…けど、あれってどういう用途で作られたものなのかなあw まさか今回のような超局所的なシチュエーションのためだけに用意されていた?


虎のガイアは結局ステラ機とは別物の様子。ファクトリーで複製されたのか、ザフトから(あるかどうか分かりませんが)同型機をパクッたのかは謎ですが。ストフリやらドムやら新型機も作っているのに、わざわざガイアだけ複製するのも解せないので、後者なのかなぁ。もしくは虎がどうしても欲しいと駄々をこねた?w 装甲色が黒から赤系統に変更って事で、防御力重視の近接戦闘型に各種設定変更済み?まあこの辺あまり深く考えると辻褄合わなくなるので(緑とか青とかは硬いの?どうなの?とか)、ほどほどにしときますかw


ここのストライク絡みの戦闘シーンが、なぜか新規絵も満載でやたらと力入っているのですが。ストライクのビームライフルの高速連射に、避けるザク、被弾しつつもテンペスト抜刀を試みるグフ。あと地味にザクが手榴弾を初使用してたり。元々ザクは旧GAT-Xシリーズ以上のスペックという事なので、オルトロスでストライクのシールドが耐えられないのは自然な事なのかも。むしろ前作でローエングリンを防ぎきった事が奇跡というか演出補正な訳で。手足持ってかれてダルマにされたのも同じ事かと。まあ、今までのキラ(&フリーダム)が無敵描写され過ぎだったので、この戦闘が浮いているのも確かですが。


ヒロイン救出という目的のハイテンション戦闘シーンの後、旧主役機中破。ヒロインとのイチャイチャイベント後、挿入歌付きでストライクフリーダムさまご登場。恥ずかしいほどベタベタな演出ですが、盛り上がるのも確か。なんでデスティニーの初陣にも同じくらいの愛情を注いであげられなかったのか。 >答え:キラ様が主役だから。


ストフリのOSは旧フリーダムと同じ?キラが色々いじった後、最後に「SYSTEM UPDATED」とか出てたので別物にバージョンアップされた可能性もありますが。とりあえずデュートリオン絡みは無しと思われ。
ラクス様自ら発進オペレータ役をやりますかw


ザクとグフの皆さんは何気に赤服。そりゃストライクのビームライフルの1発や2発避けますわな。一応グフも最新鋭機なんだし。ただし、ストフリの前ではいつも通り全く無力。理由は「早い」から?w


ストフリにはなぜかヒートロッドが無効?折角ストライクの戦闘シーンは凝りまくりだったのに、ストフリになった途端、フリーダムやプロヴィデンスのトレースやOPバンクの嵐。でも、1対多数というシチュエーションや、ドラグーン絡みフルバースト、挿入歌演出、「あたれえぇい!!(by ギュネイ・ガス)」(でも”キュピーン”はどうかな…)等のお陰でテンションは高まる。デスティニーの初陣でも(ry 
ただ”アムロの2倍以上”演出はいつもながら蛇足かと。


というわけで、新主人公機(ぇ)のストライクフリーダムがカッコ良く初陣を飾ったと言う事で。メカスキー、MSスキーの人ならば、少なくとも前半のストライク絡み戦闘にはかなり満足出来たのでは無いでしょうか。


次週はアカツキ初陣。果たしてデスティニー&シンは何時まで存在感を維持できるか。カガリの評価が上がるか下がるかの大きなポイントにもなるかと。まあ、暴落する悪寒で一杯ですが…。