春新番 雑感

今期も掃いて捨てるほどあるアニメ新番組ですが、4月も一週間が経過し、概ねどの作品も初回放送終了済み。 今期はロボもの、バトルものに関してはかなり豊作な気がします。
と言うわけで、個人的な注目先品の雑感など。


天元突破グレンラガン
さすがガイナックスと言うべきか、予想以上に素晴らしい出来の作画アニメ。 「ナディア」「フリクリ」「トップ2!」の流れを受け継ぐような、独特なメカアクションシーンだけでも、もう個人的には大満足。 物語の内容は基本的にコメディタッチなんですが、熱血系ロボアニメらしいシリアス描写もちょこちょこ混ぜられていて、非常に好印象。 それこそ「ナディア」のように、物語が進むにつれて、このコメディ:シリアスの比を、良い塩梅で変化させてくるんじゃないのかなーと、期待してます。
今日放送の2話でも全く息切れを感じないし、次回はいよいよグレンラガンに合体するようで、今から楽しみです。
あと、メグロッカーの端くれとしては、OPの「空色デイズ」(Vo:中川翔子、作詞:meg rock、作編曲:シャイニー)にも言及すべきですかね。 いや、しょこたんのヴォーカルも悪くないとは思いますけど、やっぱりmeg rock本人に歌って欲しかったと言うのが、正直なところ。


ヒロイック・エイジ
ファフナー」スタッフ再集結って事で、個人的には今期では一番期待していた作品。
1話を観る限りでは、非常にまじめな作りのSFアニメ、という印象。 とにかく作品設定が複雑なので、公式HPの用語集などを一通り読んでおかないと話についていけそうにないのが、玉にキズか。 初回補正なのかもしれませんが、作画(特に背景)の美麗さはかなりのモノで、その辺は期待を裏切らない出来。 メカアクションについても、オーガン(いわゆる人型起動兵器)の地味ながらも細かいアクションが結構ツボ。 ただ今後はベターマンノドス同士のどつき合いがメインになって、人類側兵器は蚊帳の外になっちゃいそうなのが、ちょっと心配。
あと、ディアネイラ@石川由依の声&演技は、確かに坂本さんを彷彿とさせますな。 と言うわけで、今期アニメで壊滅的に不足している真綾分は、ここで補うぜ!(ぇ


魔法少女リリカルなのはStrikerS
OPやバトルシーンの描き方の旨さは相変わらずで、燃える。 ただ、これ、もうタイトルから「なのは」は取った方がいいんじゃね? あと、なのはさんは、すっかり大人の落ち着いた口調になっているのですが、以前にも増してデストロイな臭いを強く感じるのは気のせい?w
あと(チバテレビだと)超額縁仕様なのが萎えるなー…。 まあディスプレイ側で拡大表示すればいいだけじゃんって言われれば、その通りなのですが。


機神大戦ギガンティック・フォーミュラ
作品設定のプロットがまんまGガンだって言う事は、放送開始以前から分かっていたことですが、作画の方でここまでネタアニメとして話題になるとは思いもよりませんでしたね。 たしかにあの「目」はキモい。 「かみちゅ!」ではあれだけ評判が良かったのに、ちょっと風味を変えるだけでこんなになってしまうなんて、人の美的感覚は紙一重って事か。 CGロボアニメとしては、スパロボOGよりも出来は良さそうだし、それ以外の面でも(少なくとも1話は)無難な出来だったと思うのですが。


アイドルマスター XENOGLOSSIA
どう見ても「舞-HiME」シリーズ第3弾。 本当にありが(ry
自分は原作に何の思い入れもないので、舞-HiME風味な安定した出来の新作ロボアニメとして純粋に楽しめましたが。 主要登場人物が全員少女なロボモノってどうなん?とか言う話は、もう今更深く考えたら負けです、たぶん。 観て楽しめればそれで良し。 意志を持ったロボって言うのがまたツボなのですが、あのデザインのメカで、アクションシーンとかどうなるの?って言うのは期待半分不安半分。


Darker than BLACK -黒の契約者-
前番組のギアスと比べると、どうしても地味な印象ですね。 初っぱなから前後編エピソードって事で、初回なのに作品としての見せ場らしい見せ場も皆無で、イマイチ何がウリの作品なのか掴めなかったですし。 とりあえず主人公が、かなりの口説きテクを持っている事だけは分かったよw
菅野よう子のBGMも、少なくとも1話では、それほど目立つものは無かったような。