機動戦士ガンダム00 第1話

2日遅れで、ようやく視聴。
冒頭。 A.D.2301ということは、本編の6年前。 クルジス共和国というのは、刹那の祖国? そこに人革軍が攻め入っている? 地理的な場所は中東辺りですかね。 寡黙な兵士系主人公キャラの生い立ちとしては、まあベタな感じですね。
そして現れる、RX-78もどき。 こういうのは大抵荒れる元になるものですけど、個人的には素直に盛り上がり要素として捉えられたかな。 エクシア等のGNドライブ搭載MSのプロトタイプなのか、それとも欠番となっているGN-004?
ラルクのOPテーマ曲、何気に歌詞はちゃんと作品とのリンクが図られてるのかな? ちょっと感心。
ただ、メロディというか、アレンジというか、曲自体はかなり地味目な印象。
映像の方は、1クール目と言うこともあって、情報量は少なめですが、曲とのシンクロも中々で、まあ無難な出来かと。
肝心の本編。
とりあえず詳しい舞台説明等は置いといて、ガンダム4機の顔見せに比重を置いた構成自体は、掴みとしてはOKかなと思いました。 ただ全体的にやや退屈な内容に思えたのも事実。 いや、戦闘の絵自体はよく動いてたと思いますが、何となく華が足りないと言うか。 地表から成層圏近くの敵機をビームで撃ち抜く、デュナメスのトンデモ性能具合にはちょっと痺れましたけどね。
あと、最新鋭機のお披露目会の最中のクセに、AEUの警備網がザル過ぎで(GN粒子の所為でエクシアの奇襲に気付けないのは良いとしても、事前に周辺を警戒警備している部隊が全く居ないのはどういう事?)、その辺もどうにも気になって興が削がれたり。
コーラサワーのキャラは、オレンジをインスパイア? ちょっと狙い過ぎな気が。
ソレスタルビーイングの理念を作中ではっきりと「矛盾だらけ」と言い切るからには、今後の展開に期待したいところではありますが、ここまでは種・種死でもやっている事なんですよね。 種みたく「矛盾だらけで、結局答えは出ませんでした」何てオチだけは勘弁して頂きたいものです。
EDは世間で言われているほど酷くもない気も。 まあ褒める点も特にありませんけど。
まあ、何にしても、2クール以上は確定の長編物。 過度な期待はせず(笑)、長い目で観ていきましょうか。