劇場版 涼宮ハルヒの消失

観てきました。

どっかのサイト（2chまとめ系？）で見かけた感想で
「2時間40分で読む小説を、そのまま2時間40分の映画にした感じ」
というのを見ましたが、言い得て妙だなあ、と。

当然アニメ版独自で付け加えられた描写や台詞はゼロではなかったけれど、それはあくまで文章である原作を映像に転換した際に生じる捕捉事項みたいなモノで、基本的にはただただ真面目に丁寧に原作を再現しました、という内容でした。
たぶん、この内容で文句を言う原作ファンは皆無なんじゃないかなあ。
逆に言うと、原作未読 or TVアニメ版未視聴な人（もっと言うと笹の葉ラプソディまでの内容を知らない人）は、完全にお断りな内容ではあるのですが。
無粋な過去のいきさつ説明とか、ほぼゼロですから。
あ、原作ファン向けって話で言うと、序盤で何度か出て来る、キョンの携帯のアドレス帳のサ行は要注目、かな。
あとは、とりあえず、杉田乙と言うべきでしょう。
なんせ、2時間40分中、2時間半くらいはキョンが何かしら喋ってた様な気がするのでww

とまあ、映画の内容自体には、何の文句もないのですが。
上映中に要所要所でゴニョゴニョ批評めいたことをしゃべくっていた左後ろの学生2人組と
キョンと古泉が絡むたびに大袈裟にザワめく右後ろの娘さん2人組による
ステレオ攻撃には正直参りました（苦笑