機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-43 『反撃の声』

たとえ何日遅れでも、とりあえず、自分の意見を発言出来れば、それで満足なのです。そんなB型オタク。
つーわけで、今週(先週?)のツッコミ。


そういえば、劇中であの新MSの名称が”インフィニット”ジャスティスだって事、明言されましたっけ?まぁ、「アスラン・ザラインフィニットジャスティス、出る!!」だと若干長いのも確かですけど。なんか寂しい。


ネオ、型落ち戦闘機で呆気なくミネルバの甲板破壊。先週のAAとの超至近距離での撃ち合いでも、1発も被弾しなかった艦なのにw
つか、ミネルバルナマリアを出撃させろって。


運命&伝説 VS 攻撃自由。
この作品の戦闘描写のパターンとして、対雑魚戦は射撃武器で一発必中(ルナなんとかって人は除く)なのに、対エース戦になると途端に射撃武器は全回避&全防御って場合が非常に多い。今回もその例に漏れず、いくら種割れスーパーコーディネイターの操縦とはいえ、あれだけのビーム乱射の中でストフリはかすり傷一つ負わない。バンクも満載だし、もう見飽きましたよ…。


パルマ フィオキーナで攻めるデスティニー。しかし、文字通りストフリに一蹴されて、カッコ悪いったらありゃしない。その武器使うなら、例えばアロンダイトで切り結んでいる状態で不意に掴み掛かるとか、もうちょっと工夫が必要ですよ…。
一方、レジェンドのドラグーンビーム斉射でストフリよろけ→デスティニーがM2000GXで狙い撃ち、っていう連携は良い感じ。でも、ここでキラ様にビーム直撃なんて許されるわけも無くw
都合良く絶好のタイミングで、そしてなぜか誰にも接近をまったく感知されず、インジャス登場。


アスラン、シンにお説教。シンと何の苦も無く通信できてるのは、ミネルバ所属時の通信周波数を使ってるから?
「お前の望んだ事は、オーブを討つ事じゃないだろ?」という説得。
ただ、これだと、差し当たり今行われているオーブへの攻撃を止めさせることは出来ても、シンを議長サイドから離れさせることは出来ないような気も。だって、『議長の元でロゴスを討ち、戦争を無くす』というのは、まぎれもなくシンの”望んだ事”でしょ?別に今のシンだって、”理由も無く”戦っているわけではないと思うのですが。
というわけで、説得失敗。


唐突に、ユウナご臨終。ここでユウナを殺す意図がわからん。今後の数話で、ユウナの出番なんか挿入する余裕は無いから、いっそ死んでもらうって事?先週、地中用グーンに強襲されたユウナ父&母も無事とは考えにくく、これでセイラン家は滅亡?政敵がいなくなったって事で、カガリがオーブの代表として成長していく、という流れもこれでお終いですか?つか、結局、全責任をセイランに押し付けただけのような気がしますが。なんだかなぁー…。


個人的に気になったのは、ムラサメとグフがタイマン勝負して呆気なくグフが敗れてしまったという事。まあ、今回の戦闘がたまたまだったのかもしれませんが、基本的にMSの性能もパイロットの質も、グフの方が上だと思うんですがねぇ。
だって、全員ではないにしろ、基本的にオーブ軍のパイロットはナチュラル中心のはずでしょ?(有能なコーディの大半は前大戦後、プラントに流出しているみたいだし)
これは今回に始まった事ではないかもしれませんが、特に名の無い一般パイロットに関して、コーディ>ナチュラルというこの世界での大前提が軽視されすぎのような気がするんですよねぇ。1対1のMS戦でコーディネイターナチュラルに負ける道理は無いと思うのですが。


デスティニ−VSインジャス。
フラッシュエッジを足サーベルで弾くのはカッコイイね。つか、やっぱりジャスティスは白兵戦が良く似合うよ。
そしてアスラン、前作から数えて40数話ぶりの種割れ。いままで散々機会はあったのに割れず、今回に限って割れた理由がイマイチよくわからんけど、先週のラクスの洗脳トークで戦う事への迷いが吹っ切れたからって事?それとも単に物語終盤だから?w
双方種割れ状態でのチャンバラ対決はアスランの勝ちって事だけど、その結果に至る演出が全く無し。在るのは、理由はよくわからんけど、シンの攻撃は回避されアスランの攻撃は当たったという事実のみ。折角の主役級新MSの初陣なのに、つまんないなぁ。不意打ちでリフターぶつけて切るとか、交錯直前で肩キャノンでけん制して切るとか、色々出来そうなんだけどなぁ。つか、戦闘中に回想が多すぎなんだよ…。よっぽど製作現場に余力が無いんだろうか?結局、インジャスの見せ場らしい見せ場は、件の足サーベルだけか…。


って言うか、今回の戦闘を見てると、デスティニ−&レジェンドは前作の3バカと同じ立ち位置にしか見えんよ…。


「潜られたら、こちらに攻撃オプションは無いわ」
って、この至近距離で無防備にケツ向けて、ゆっくりと海中に潜ろうとしている今、絶好の攻撃チャンスですよ。つか、そもそもミネルバって艦首に魚雷(ウォルフラムM25)装備してるじゃんw
一方AAは水中に潜った途端、謎の無敵モード発動。バリアントも百発百中。たしかに、ビーム無効の水中から実弾兵器で攻撃っていうのは、一昔前のスパロボでも重宝した戦術ですがw


シャトルの射出を確認してから、インパルス発進指示。だから、それで間に合うのはおかしいって。しかも、先行してたムラサメの立場は?期待を裏切らず全弾外してくれるルナマリアさんは、場の空気わかってるねw


ジブリール脱出&旗艦撃沈ってことで、早々に撤退を決断するタリア。この人、戦術に関してはからきしダメだけど、こういう常識はあるんだよなぁ。まぁ、常識と言うほどの事でもないか。


キラとラクスが醸し出すバカップルオーラにキョトン状態のメイリン。そりゃそうだよな。彼女の中では、ラクスはアスランの許婚なんだし。そもそも、なぜここにラクスが居るのかも不思議だろうし。
それにしても、あれだけ意味不明に思えたアスランメイリンの組み合わせが、もう当たり前に見えてしまうんだから慣れって怖いw


戦い終わって、マリュー&ネオの昼メロタイム。こんな展開で、ネオのAA残留は許可されるの?
「CE42.11.29生まれ」って、ムウの誕生日とちょうど1年違うのは、単なるスタッフのミス?ネオの発言から考えるに、実は肉体のみムウで中身(精神)は全くの別人とかっていうトンデモ設定もまだ有り得る?
あれ?そういえばマリューと虎のフラグは?w


カガリ演説。これが名誉挽回のラストチャンスかと思いきや、即効で電波ジャック。さすがに、こんな形で他国の首長の会見をジャックしたら、いくらラクス様マンセーのプラント住民でも疑問に感じる人続出なんじゃなかろうか?
で、本物はこれからわざわざストフリで会見会場までお出掛けっと。だから、間にあわな(ry
そして、呆気なく、逆電波ジャック。どういう仕組みなんだか…。
この偽ラクスの件が、議長サイド唯一の明確な黒い部分なわけで。つか、ラクスがもっと早く表舞台に立っとけば、いろんな戦いが未然に防げたと思うのですが…。


議長ビックリ。何でよ?たとえ、オーブに居ないと思ってたとしても、宇宙からの逆電波ジャックも有り得ただろうに。
タリアもビックリしてるのは、やっぱりこのタイミングで本物が出て来たからって事だよね?ミーアの事は感づいてたんだよね?ね?
あと、ルナマリアさん。何でもいいんで、この件に関する心境を語ってください。あの盗聴イベントのフォローをしてくれ。じゃないと、なんかすっきりしなくってw


さて、次回はジュール隊に出番がある様子。後はハイネ隊っぽいザクによるバンク満載戦闘?萎え。