機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション〜砕かれた世界〜

時間の無駄なんだろーなと思いつつも、まあ観ました。
前半の印象は、自分でも予想外に良かったです。
尺の都合で会話シーンが大幅に削られているんですが、それが逆に良かった。特にシンの無駄なシスコンっぷりとか、カガリへの過剰な噛みつき具合が上手い具合に省略されていて、シンのドキュン度はかなり薄まっていた気がします。シン=主人公という部分への拘りさえ捨てれば、まあまあ見れる作品になっていた気がしますね。
というかデスティニーも序盤(BTWくらいまで)は十分面白かったんですよね。ユニウスセブン戦での「アスラン・ザラ、出る」とか、旧ザラ隊の活躍っぷりとか、本放送時もそれなりに楽しんで観てましたもん。
ただやっぱり、後半、キラとラクスが出てきた辺りでもう萎え萎え。今後の展開を知っているだけに…。
あと一番の不満は、オーブの慰霊碑前でのシンとキラの対面シーンで相変わらずラクスがやって来るって事。ここでシンがラクスに気付かないのは、すこぶる不自然だと思うんですけどね…。
オリジナル版からの大きな改変として、アーモリー・ワンでのシンとステラの出会いが省略されているのですが、この辺は2部でどう再構成するんですかね?ただ単に海岸でのアレを初対面扱いにするだけなのかな?
個人的には、ハイネさんのギャグ死を何とかしてあげて欲しいのですが(笑