コードギアス 反逆のルルーシュ 第2話

素直におもしろい。
今回はほぼ全編戦闘シーンだったという事もありますが、やっぱりこの作品については、妙な世界観設定はおまけ程度で捉えて視聴するのが吉ですね。


ルルーシュがただの学生のくせにナイトメアフレームを操縦出来るのは、皇族のたしなみって事ですかね。
チェスの駒を動かしながら指示を出すという演出は過剰でちょっと引きましたけど、オレサマキャラらしく頭脳戦で敵を圧倒する様は中々爽快。締めの地下攻撃からの地盤沈下で敵軍一掃の場面は、少々描写が大味な気もしましたが。
それにしてもルルーシュのキャラといい、ギアスの能力といい、デスノとイメージが被るなー。ランスロットの猛攻を受けてパニくる様子が、また悪い意味で月っぽいし。
基本的にこういう頭脳派ダークヒーローキャラっていうのは、下手に慌てたさせたり弱音吐かせたりといったピンチ演出を施すと、一気に小物キャラ化してしまうので、扱い難しいよな。
特に今作では敵側にスザクというもう一人の主人公が居るので、ルルーシュ側を全戦全勝にするわけにもいかないだろうし。
ランスロットの初陣での活躍っぷりは、世界唯一の第7世代ナイトメアフレームという枕詞に恥じぬ別次元の動きと強さで、文句無しに燃えました。サザーランドもそうですが、ナイトメアフレームってのは一定間隔でセンサー(?)を露出させなければ外部情報を把握できないのだろうか?
イレブンであるスザクがいきなり新型のパイロットに選ばれた事については、『シミュレーターでの成績がトップクラスだったから』という理由だけではどうにも腑に落ちないので、何か裏がありそうな感じではある。スザクにしかない何か特別な資質があるのか、それとも逆に、例えば操縦者に負担が掛かりすぎるのでイレブンを捨て駒パーツ扱いで乗せたとか。確かにランスロットのあの錐もみ回転しまくりのアクロバティックな動きだと、中の操縦者はたまったもんじゃない気もしますしw
ルルーシュの正体が帝国の皇位継承者っていうのは、以前から各種メディア等でもとっくにネタバレしていた内容ですけど、そうするとルルーシュの行動理由って親兄弟に対する私怨って事なのか?何だかやっぱり小物な臭いが…。
公式サイトの次回予告によるとクロヴィスは早くもあぼん??
まあこれについてはミスリードな臭いもプンプンしますが。