機動戦士ガンダム00 第15話

今週は、大規模戦闘かつ主人公サイド大ピンチ!な、お話って事で、色々期待してたんだけどなー…。
正直、違和感を感じる部分も多くて、なんだか期待外れ。
違和感ポイントその1。
合同軍事演習の現場指揮官達は、濃縮ウラン埋設施設へのテロ黙認によるCB誘い出し作戦の事は、知らなかったらしい。
じゃあ彼らは、ただの軍事演習に対して、CBがわざわざ危険を冒して介入してくると思っていたって事?それともその辺はみんな上層部任せで、あんまり深く考えていなかったって事?
違和感ポイントその2。
ソーマの接近で、いつも通り、行動不能に陥るアレルヤ
いや、何か事前に対策打っとこうよ。ソーマの出現は、スメラギさんも思いっきり予報してたんだしさ。
相変わらずハレルヤに替われば平気っぽいですが、何か知らんけど、すぐ引っ込んじゃうし。
CBの”監視者”はアレハンドロ・コーナーだけではなく、複数人いるらしい。
と言うか、もしかしてそれ自体が、一つの別機関として存在してる感じなのかな。
そして今週の旧作オマージュは、偽アムロによる「大人は嫌いだね」*1でした。
違和感ポイントその3。
いきなり砲撃が止んで、どう考えても罠臭いのに、なぜか急に別行動で待避を始める刹那とティエリア
いや、これが4人の内だれか一人が生き残ればOKなミッションならばそれもアリかもしれませんが、今回の場合は4機のガンダムの内1機でも敵の手に落ちればCBにとって決定的な敗北になってしまうわけで。
敵戦力によって寸断されているデュナメスとキュリオスの方はともかく、これは解せないなあ。
コーラさんも、今回ばかりはエースっぽく真面目に活躍で、ちょっとがっかり。
まあ、ヴァーチェ捕獲には、全く役に立っていないようにも見えましたがw
ジョシュアはちょっと退場早過ぎだろw 噛ませ犬にも程がある。
グラハムスペシャルで突っ込んで、そのままデュナメスをがっちり”抱きしめた”グラハムさんですが、紙装甲のカスタムフラッグでよくそんな芸当出来たな。
違和感ポイントその4。
いやいや、スメラギさん「消えていく、ガンダムマイスター達の命が…」とかじゃなく、もうちょっと足掻こうよ。つか、真面目にバックアップしてやれよ。
そもそも、先週時点で相手の”物量任せの長期戦でパイロットから潰す”という戦法はバッチリ予測出来ていたのに、今週全くその対策を打った気配が無いんだもんなー、この人…。
アグリッサの正体は、なんとゲルズゲーでした(笑
これが15年も前の紛争の遺物っていう事にいまいちピンと来ませんが、本物の戦争で造られた対パイロット殺傷能力特化の兵器、って事なのかな。
あれだけ極秘扱いだったサーシェスへの任務が、普通にガンダム捕獲だったっていうのも何だか拍子抜け。
もしかして、三陣営の間で「とりあえずガンダムの取り分は各陣営1機ずつ」みたいな約束がされていて、そこでAEUは外人部隊(PMC)のサーシェスを使うという裏技でこっそり2機目をかすめ取ろうとした、とか?
絶体絶命の刹那が、ほぼ同じシチュエーションで再びガンダムに救われる、というのはなかなか面白い展開。
スローネのフリーダム立ち(?)には、思わず吹いてしまいましたがw
次週、釘宮ガンダム大地に立つ、の巻。

*1:元ネタは逆シャアのクェス