『つどうメイク・マイ・デイ』 読了
ここ数日、就寝前に読み進めるのが日課となっていたのですが、お陰で今週は寝坊しまくり。
つどうメイク・マイ・デイ―フルメタル・パニック! 9 (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 賀東招二,四季童子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2007/03/17
- メディア: 文庫
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ついにアーバレストの後継AS、ARX-8<レーバテイン>登場。
レーバテインの初陣は、まさに主役メカ乗り換えイベントのお手本のような内容で、燃えまくり。 近・中・遠、全距離対応のハイパワーな超万能機のようでありながら、実はECS等の電子戦装備のほとんどを切り捨てているという、凸凹な性能設定がまた萌えるなあ。 作者はその辺、良く分かってますね。 機体設計のほとんどはアル自身が行ったと言う事で、当然、その想定敵は一度敗北したベリアルのはず。 と、言う事は、巻末の設定画に描かれていた、今回未登場の謎パーツは飛行ユニットの類なんじゃないのかね?と、妄想してみたり。
とにかく前2巻での主人公サイドは敗走の連続だっただけに、今回の宗介とダナン部隊との再会&共闘、レーバテイン初陣、かなめとの無線越しでの告白、という怒濤の展開のカタルシスは凄かったですね。
ただ、あとがきで作者も触れていますが、テスタロッサ兄妹は二人ともそれぞれ爆弾を抱えていますし、かなめの立ち位置も微妙なままなので、その辺予断ができませんけど。
カリーニンの行動は、普通に考えると、レナードの”ウィルス”としての動きを促進もしくはコントロールするためのものなのかな、と思えますが、それだとさすがに捻りが無さ過ぎ?